墓じまい
2022/01/10
我が家の墓を都内に移転することになった。
たまたま出した抽選に当たったからである。
今の墓は40年ほど前に、祖父の骨がやってきたおかげで父が作ったものである。
父の田舎に収められていた骨が、宅地開発のおかげで放り出されたのである。
そんなお墓だったのだが、実家からも月島からも遠い。
ほぼ、法事の時にしか行かないといっていい。
じゃあ、移転して近くになったら行くかと言えば、それは「?」ではあるが。
本日は、そのためにお骨を引き上げるというために出かけて行ったわけである。
引き上げられた骨壺は、結構汚れていて、しかも中は水浸しである。
骨壺を入れる部分に雨水などがたまるのだろう。
そのための排水口もあるのだが、40年もたつと、半分詰まっているものと思われる。
広大な墓苑は広々として、しかも一区画が広い。
ここはここでとてもいいお墓だったと思う。
40年間にわたって、ありがとうございました。