金メダル
2022/02/02
道を歩いていたら、5,6歳と思しきお子さんが金色のメダルを首にぶら下げていた。
もうすぐ北京オリンピックで、それを先取りしてどこかのスポーツクラブが出したのだろうか。
北京冬季オリンピックは今週開幕であるそうだ。
羽生結弦選手の3連覇はなるか、小平奈緒選手はどうかなど、話題は尽きない。
外交的ボイコットということが言われるオリンピックである。
人権問題ㇸの懸念表明決議を衆参両院で行ったというニュースもある。
また、それとは別に、同じコロナ禍の中で行われるオリンピック。
東京と比べてどうなるのかという興味も、日本人としてはある。
中国共産党の宣伝のためになると思えば、あまり大成功はしてほしくない気もする。
とはいっても、日本人選手が活躍する大会になれば、我々にとってはいいオリンピックということにもなる。
どんな結果を出してくれるのか。
10個ぐらいの金メダルを取ってほしいなあと、能天気な私は思うのである。
と書いてきたけど、本当はそのお子さんに言ってやりたかったんだ。
「すごいね、金メダルだね、よく頑張ったね」なんて。
赤の他人がよそのお子さんをほめるなんて、こういう田舎ではよくあることだ。
さらに、商売が上手な人はそれぐらいなことは普通に言えないといけない。
でも、自分にはできない。
もしも、「クラス50人全員がもらったんだ」なんて言われたら目も当てられない。
そんなことを思いながら、その親子をやり過ごしたのであった。