高梨沙羅は安達祐実か
2022/02/07
北京オリンピックはスキージャンプのミックス団体戦である。
男子は、ノーマルヒル、ラージヒル、団体とこのミックスと4つあるのに対して女子は2つしかない。
男女差別ではないのかとどうして誰も文句を言わないのだろう。
そのミックス団体である。
なんと、4チームが反則で失格者をだした。
当然だが、失格にならなかった3チームがメダルを取った。
銅メダルを取ったカナダと失格の日本とはは10点程度の差でしかなかったから、金メダル以外のチームは失格がなかったらメダルどころの騒ぎではなかっただろう。
日本では、高梨沙羅である。
当たり前だが、どこが違反なのか着ているものを見てもわからない。
試合の前から、ずっとこの人の話題ばかりだった。
ソチから平昌、そして北京と個人成績は目指す金とはいかなかった。
3回のオリンピックで銅メダル1つである。
それを申し訳ないと何度もわびた。
オリンピックに出場するだけで大したものである中、メダルを取ったことだけでも多とすべきであろう。
だが、そんなことを一つも評価せずに金メダルでないということを恥じる。
見ているこちらの方が申し訳なくなる。
そこに、追い打ちをかける事態である。
主人公をこれでもかこれでもかと痛めつける、悪意の作者がいるかのようである。
ドラマを見たわけではないが、安達祐実が主演する話のようである。
安達祐実は言った、「同情するなら金をくれ。」
高梨沙羅もきっというだろう。
「同情するなら金をくれ」と。