弟なのに「ねーさん」とは
2022/02/10
男子フィギュアスケートである。
日本選手3人はそれぞれいい成績を上げた。
羽生弓弦は残念だったが、それでも日本としては最高の結果というべきだろう。
羽生選手も、危険を冒さなければ銅メダルに届いたかもしれない。
だが、2大会連続金メダルを取った人がいまさら銅を取ってもそれこそ「どうってことない」と思っただろう。
それよりも、玉砕覚悟で4回転半を飛ぶことを選んだのだと思う。
さらには、彼の前にはネイサン・チェンしかいなかったのではないかと。
ショートで大きく離されたチェンに勝つには何が何でも4回転半を飛ぶ必要があっただろう。
結果は残念だったが、それも勝負である。
インタビューのとき彼の涙は、競技からの決別の涙のように見えた。
そのネイサン・チェンだ。
兄と姉が2人ずついる5人兄弟の末っ子と出ている。
なんだ、弟じゃないか。
なんで弟なのに「ねーさん」なんだ。
そんなばかばかしいことを書く日本人でした。
おしまい