とうとうプーチンはヒトラーになったか
2022/02/24
まさかやるとは思わなかったというのが、多くの人の感想ではないか。
軍事オプションというものは、やるぞと見せかけているうちが効果があるものだ。
それをプーチンはやった。
それも、やりますといったうえでの攻撃である。
第2次大戦終了後、ヨーロッパでは戦争らしい戦争はなかった。
それがここにきて、グルジアに始まった侵攻はついにウクライナに及んだ。
20世紀のソ連にはスターリンという人がいた。
まさに20世紀大乱の象徴のような男であった。
今ここに、プーチンはスターリンになったというべきだろう。
だが、スターリンはポーランド分割までは行ったが、そのあとはドイツに攻められてばかりだった印象がある。
一方、ヒトラーはポーランド国内のドイツ人保護のためという口実で侵攻した。
今回も、ウクライナ領内のロシア人保護がまず第一の名目である。
となれば、やはりプーチンはヒトラーか。
20世紀で最も偉大な人物はと言われたら、「それはヒトラー」と答えるのではないか。
ヒトラーは世界中の憎悪の中で自殺した。
一方のスターリンは戦後も君臨し続けて天寿を全うした。
プーチンは果たしてどちらになるのだろうか。