「平和と人道に対する罪」だろう
2022/02/25
ロシアのウクライナ侵攻は、キエフ占領まで秒読み状態である。
仮に、ゼレンスキー大統領が拘束されるようなことがあると、その先どうなるか。
「キエフ裁判」といったような裁判ショーが行われて、わけのわからない罪状を突きつけて死刑にするのだろう。
一方、今回の侵略に対して、各国は犬の遠吠えのように国際法違反だといい募る。
しかし、これはいわゆる「平和と人道に対する罪」だろう。
ならば、キエフ裁判ではなく、プーチン一派をとらえて「モスクワ裁判」をするべきだろう。
プーチンが行ったことが東条英機よりも劣るとは到底思えない。
だが、決してそういうことは行われないだろう。
戦争が終わって、予定通りにウクライナをロシアの属国にした後はどうなるか。
まるで何事もなかったかのように国際会議に出席し、首脳会談を行うに違いない。
そういうところに行った途端、逮捕されて裁判にかけられるということはまずない。
本来、この罪で裁かれるはずの人間が、同じ罪の名のもとに他国の指導者を処刑して終わりだ。
結局、「平和と人道に対する罪」というものは、戦争で勝った側が負けた側を処刑するために使う手段ということだ。
「東京裁判」がいかにインチキであるのかがわかるというものだ。
東京裁判にいた人間が全員ここにいたとして、プーチンを捕まえて罰するか。
決してそんなことはない。
キーナンもウェッブも口をそろえてこういうだろう。
「だって、プーチンは負けてないもん。」