植木鉢の下のたばこの吸い殻

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植木鉢の下のたばこの吸い殻

2022/06/01

掃除しようとして植木鉢を動かしたところ、たばこの吸い殻が落ちていた。

患者さんが捨てたか、保護者が捨てたか。

ゴミ拾いをしている子供の言葉として、「タバコの吸い殻が一番多い」というのがあった。

煙草を吸う人からすれば、吸い殻は灰皿に捨てるのも道に捨てるのも同じこととしか思わないのだろう。

おりしも、タバコの吸い始めの時期は早ければ早いほど病気になりやすいというデータも出ていた。

「たとえば、たばこを吸い始めた年齢が若いと、がんや心臓病での死亡率が高くなるとの日本の研究結果を神奈川県が子ども向けのリーフレットで紹介している。がんの場合、男性が19歳以下で吸い始めると、吸わない人に比べて40~69歳での死亡率が2・11倍、20~24歳で吸い始めると1・71倍、25歳以上だと1・65倍になる。」

これに加えて、矯正治療に関してである。

はっきりしたデータはないものの、矯正治療も喫煙により困難になる。

歯の動きが阻害されるという事例を経験している。

歯周病の進行速度が4倍になるという人もいるようである。

吸殻を捨てたのは、どういった人だったか。

吸殻をそういったところに隠そうとする人。

そういう人は、何事も人に気づかれさえしなければ、やらなかったことになると高をくくっている人間であろう。

そういう人には、はっきり言ってうちには来てほしくないのである。