チョコレートの季節

昨年同様、子供に連れられて、チョコレートを買いに行った。

義理チョコを含めて、いくつか買っていた。

デパートの特設コーナーには、大勢の買い物客が来ていた。

もう40年はこういう光景が続いているに違いない。

いつも思うが、一大イベントというべきか、一大産業である。

これだけで、日本のGDPの0.00何パーセントかは持ち上げられているに違いない。

近年、チョコレート価格、あるいはカカオ価格が高騰しているという。

フェアトレードなんて言葉も聞く。

現地の労働者を搾取していないで作られたカカオということである。

チョコレートというものは、なんだかただの工業製品のような気がしていたが、そうではないのだ。

義理チョコってものも最近はめっきり減った。

その代わり、ずいぶんとチョコレートは高級な菓子になった。

それでも、チョコレートが買えるうちは、日本は平和だ。

いつまでもバレンタインデーが続く日本であってほしいものである。