いつまでもあると思うな親とデパート
2023/02/18
デパートが減っている。
1月末で閉店したところが2軒あるという。
つい1週間前にも、どこかの県の百貨店が閉じた。
そんな中、西武池袋店が話題に上っている。
そごう・西武HDの一角として、セブンHD傘下にあった。
残念なことにここから外資系ファンドに売却され、さらにヨドバシカメラになりそうである。
これに対して、豊島区長が何とかデパートとして残してくれといったという。
消滅危惧都市といわれる豊島区にとって、デパートは必須のアイテムだろう。
かつて、デパートは小売りの王様だった。
人々は休日にデパートに行き買い物と食事を楽しみ、子供はレジャーランドとして出かけた。
少子化の今、レジャーランドとしての役割は終わった。
小売店としても、ロードサイド店の伸長により、顧客を奪われた。
今は、有名店が出店する場所になっている。
だが、このデフレの時代に有名店といわれるところも、縮小を余儀なくされているのだろう。
今後も閉店を予定されているデパートはいくつもありそうである。
これも、一つの時代の終わりということになるのだろう。
やはり、戦後という時代は日本にとっていい時代だったんだな。