9月1日だ

いつの間にか8月が終わって、9月に入っていた。

9月1日は、100年前の関東大震災の日ということで防災デーである。

そのため、1週間ぐらい前から地震の話題をよく目にするようになった。

今から50年近く前に、関東大震災は60年おきに来るといった人がいた。

そのため、昭和50年ごろはみな戦々恐々としていた。

本来なら、その60年目に来ないからといって、何が過ぎ去ったわけではない。

むしろ、エネルギーは蓄積されるばかりなのだから、より大きな地震が来ると思うべきである。

そんなことは、みんなよくわかっているけれども、実際にそういう事態に陥ったとき、どれほどの人が対処できているか。

うちも、何の用意もなくただ生きていることだけが喜びという状況になっているだろう。

せめて3日分の水だけでもとよく言われる。

それすら我が家にはないな。

「その時」が来たら、1日前の自分に教えに帰りたいと思うんだろうな。