倒産が昨年の2.5倍
2024/07/12
歯医者の倒産が増えていて、昨年の2.5倍になったというニュースが出ている。
そう聞くと1000が2500になったのかと思ってしまうが、実際は今年の倒産が16件だそうだ。
奇しくも、今朝の朝刊に「焼き肉屋倒産2.5倍」と出ていた。
そして、こちらも件数20件。
歯医者の倒産と聞くと、なんだか違和感がある。
だめだと思えば、自ら閉めるだろう。
倒産という手法を取らずに、静かに退場するということである。
倒産というと、借金をチャラにするという印象がある。
手を広げすぎた結果として資金繰りに困窮したとか、放漫経営で借金がかさんだという側面を感じる。
バブルのころは、株に手を出して大損をしたというのもあった。
つまり、倒産をするような歯医者は、そもそもどこか間違っているのではないかということである。
焼肉の方は、肉の価格の高騰で商売にならなくなったというようなことが書かれている。
しかし、私の感覚からすれば、こう暑ければ、わざわざロースターの前に座りたくないなという気もしてしまう。
焼肉屋はコンビニの数ほど多くはないだろう。
それが歯医者と同じぐらいの倒産件数ということは、やはりこちらの方が状況は深刻だということか。
倒産は、古いものを捨てて新しいものを作るために必要だという声がある。
歯科医療を商売ととらえるような人たちには、できれば退場してほしいと思うものである。