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箱根は大丈夫か

2015/05/06

hakone-map_01連休中、箱根に行っていた。大涌谷で火山性微動が続いているということなど、実は知らずに。火山性微動というのは、体には感じない程度のものなので、住民には気がつかれないほどのものだそうだ。昨年の御岳山の噴火の前にも、やはり火山性微動が増加していたというから、大涌谷でいずれ噴火ということにならないとも限らない。私がいたところから大涌谷まではだいぶ距離があるので、仮に噴火したとしても煙ぐらいしか来ないだろうとおもう。まさか溶岩が芦ノ湖をおおうほど流れだすというようなこともないだろう。そんなことになれば、経済的にも大打撃だろう。富士山の噴火というような状況でなければそうはなるまい。おととい、芦ノ湖スカイラインの方に行った弟は、温泉卵がなかったといっていた。まあ、それだけでも経済的な打撃であることには違いない。
そんなわけで、高をっくくっていたのだが、朝の6時ごろにいきなりの地震で起こされた。震度2ぐらいはあっただろう。どうせ火山性微動の延長だろうと思って寝ていたが、その後も同じほどの揺れが来た。最後に来たのは震度で3ぐらいあっただろう。ただし、テレビでは何も言わない。
その後、シャーロット妃のあとに大涌谷が映っていた。ただし、地震の話が出ない。ちゃんとした地震がこれだけ来ているのに何も言わないのもおかしいのだが、大したことはないということはなかったのかと思っていた。
今朝になって、さすがにもう一段のレベルが上がったようで、ロープウェイも運休になったようだ。昨日までは、突然水蒸気がどっと噴き出すかもしれないということで、ハイキング客の通行を禁止しただけだった。しかし、いよいよ噴火するかもしれないといところまで来たのかもしれない。
大涌谷というところは、どうやら噴火口であるらしい。地図を見れば、大涌谷付近を中心とした火口と乙女峠や金時山、大観山と言った外輪山を擁する火山であることが分かる。阿蘇山の噴火口は立ち入り禁止だがここの火口には入ることができる。有毒なガスが出ていないからということなのだろう。阿蘇の火口の底まではだいぶ遠いが、大きな坊主地獄のように噴出しているところが見えるから、そばに寄るのは危なそうだということは一目でわかるが。
もしも大涌谷がドカンと噴火して吹き飛ぶようなことになったら、箱根はどうなるのだろう。箱根という観光地はなくなってしまうのか。阿蘇山というところは、富士山より大きな山が大爆発で吹き飛んだと教えられたが、今ではそうではなく、周りが陥没してああいう形になったと考えられている。箱根もそうなのだろう。出るところがあれば、引っ込むところもあるということだ。地形が大きく変わる可能性があるということである。もしそうなったら、今と同じだけの自然豊かな風景に戻るまでには、何百年、何万年もかかるのだろう。

 

 

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