「勝どきに、知られざる地下世界への入り口がある」と日経の夕刊に出ていた。雨水などを流すための排水溝の出口であるようだ。紀尾井町を起点に、霞が関や虎ノ門を経てここまで来ているという。総延長は4.5キロというからめちゃくちゃ長いというわけではない。随分、たいそうなトンネルのようだが、小学校のプールで７００杯分という。それが多いか少ないかは分からないが、年に１度あるかないかの大雨にも耐えられるという言葉があるから、それはそれで大きいのだろう。

洪水対策のための地下トンネルは、環７の下を通っているものが有名である。あれは、永福あたりの洪水対策のためにずいぶん長いことかけて作っている。いつできるのか、もうできたのか最近聞かない。随分とお金もかかっている。それに比べれば、勝どきのこれはそれほどの規模とも思えない。

それにしても、勝どきのどこにこの入り口いや、出口はあるのだろう。

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