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歯を残すための矯正

2015/06/19

DSC09937一般的に、矯正治療というものは歯を抜くものという認識が高い。確かに抜かなければならない場合は抜く。だが、抜く必要の無い場合は当然抜かない。そこに診断の重要性が出てくるわけだ。抜くべきなのか、抜かざるべきなのか、どちらでもいいのか。

一方、埋伏歯のような場合、矯正治療を行わなければ、抜歯しか選択の余地は無い。これは、傾斜して萌出ができないでいる大臼歯でも同様である。近心に傾斜している親知らずなどは、普通は抜歯以外の選択は無いと考えられている。だが、萌出スペースがあるのであれば、これを起こすことは不可能ではない。つまり、矯正治療をツールとして用いれば、保存できる歯はたくさんあるということである。

もちろん、魔法のように歯が動くというわけではないので、時間とお金はかかる。そこはコストとベネフィットとの兼ね合いであるから、最後は患者さんが決めることである。われわれはそれを提案するだけで、けして無理強いすることは無いのである。

 

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月島矯正歯科
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