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広島の日に毎年思うこと

2015/08/06

70年目の広島の日がやってきた。毎年せみが鳴いている。きっと70年前も同じようにせみが鳴いていたのだろう。そして、一瞬にしてそれは鳴き止んだのだろう。今日も暑い。この暑い日に黒いスーツを身にまとって式典に出る人達は暑いだろうなと思う。

中央の祭壇と思しき石碑に、「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」とかかれているのが映し出される。これを見るたびに違和感を感じる。まるで、過ちを犯したのが死んだ人達であるかのようだ。もっといえば、過ちを犯したから原爆が落とされたのだといっているとしか思えない。これをアメリカ人がいうなら分かるが、日本人がいうのなら、「過ちは繰り返させませんから」であろう。

原爆は第2次大戦最大の戦争犯罪であろう。百人切りをしたという濡れ衣を着せられた野田毅や向井敏明が死刑になるならトルーマンだって絞首刑になるべきだし、ルーズベルトも同罪である。あったかなかったかも分からない南京大虐殺の30万人という数字に比べて、14万人という数字は明らかな事実である。

この70年間、実験以外の原爆投下は行われてこなかった。これから先も原爆は落とされないことを祈るしかない。800px-Cenotaph_Hiroshima

 

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