コーヒーの世界最大の輸出国はブラジルなのだそうだ。コーヒーの銘柄は、輸出される港の名前がついていることが多いから、軒並みブラジルの港ということになるのだろうか。

最近、このブラジルを急追しているのがベトナムなのだそうだ。似たような熱帯雨林の気候と広大なジャングルとが、ブラジル同様にコーヒー栽培に適しているということなのだろう。ベトナム近辺の東南アジア諸国でも、近年はコーヒー栽培が盛んになりつつあるというから、これは世界的な動きといえるようだ。

何でも、これから10年ほどで、コーヒーの需要は2割ほど伸びるという予想になっているらしい。今までそんなものなんか飲まなかった人達が飲むようになると予想されているということだ。そして、それは紅茶やウーロン茶ではなくて、コーヒーであるらしい。もしかしたら、今までウーロン茶を飲んでいた中国系の人達までコーヒーを飲むようになるのかもしれない。

コーヒーがお茶を凌駕しているというのは、だれかわからないが、コーヒーの世界戦略としてその優位性の確立に成功したということか。お茶陣営にそういう人が現れなければ、いずれ世界中のお茶畑はみんなコーヒー畑になってしまいそうである。（って、ありえないか）

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