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黄金の拘束衣を着た首相

2015/08/11

黄金の拘束衣とは、グローバル化が進展して政府の政策が国際的に一律化され、選択肢が制約される状態だという。グローバル資金の介入により、彼らが望む方向で政治をしなければならなくなっている状態なのだそうだ。これを無視すれば国内から外資は引き上げ、株価が下がり、日本経済は更なる疲弊をするからであるようだ。

筆者は、現在のデフレは需給ギャップによるものだとしていて、本来需要を引き起こすべき企業がこれを行わないため、政府がやらざるを得ない状況に陥っているという。ところが、財政再建を優先することにより予算を縮小することは、このデフレギャップを更に大きくしてしまうことになるという。

つまるところ、このような状況下では、政府は借金をしてでも需要を作り出さなければならないというのが本書の主眼である。そして、財政再建は、円で発行されている国債であるのならば、まったく不要であると述べる。それは、国債に見合った貨幣を作ればいいだけだからと。

現在日銀による異次元緩和というものが行われているが、これはまったく意味が無いことで、やるべきは予算の拡大による公共事業の拡大であるといい、介護に携わる人達の介護報酬を大幅に上げればいいと書いている。果たして安倍首相は橋本元首相同様、日本にブレーキをかける首相となってしまうのだろうか。

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