また、ノーベル賞ねたである。おとといの大村先生に続いて、昨日はニュートリノの梶田先生がノーベル物理賞を受賞した。昨年は同じねたで3人にノーベル賞を出したが、今年は分野も異なる。いずれにしても、日本人が2人もノーベル賞を取るという快挙である。ノーベル賞をとったと大騒ぎするのは不快だという人もいないでもないが、私は単純に喜びたい。

だが、昨年もそうであったが、日本人がずいぶん受賞するというより、日本人が受賞するときは重なるなという気がしている。同じ研究を何人かのグループで行い、それが受賞理由になれば当然それらの人達は賞をもらう。だが、分野が違い接点の無い人達が同じときにもらうのは、単なる偶然なのか。そこに、日本人を重ねてしまえという意図が無いのだろうか。

今日は化学賞で、明日は文学賞、明後日は平和賞が予定されているようだ。2度あることは3度あるという。今日の化学賞でまた日本人科学者が受賞しないという保証は無い。案外今晩「藤嶋昭」なんて言う名前がニュースのトップで出てくるかもしれない。そして、明日は村上春樹の名前が世界にとどろくことになるのやも知れない。但し、その場合は、3度目の正直といわれるのだろうか。

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