父の遺言
2016/04/04
父の葬儀が4月1日の執り行われた。その中で、生前父が遺言状としてしたためた手紙に書かれていた言葉が紹介された。
「コヘレトの言葉」第3章1~11節 何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。生まれる時、死ぬ時。植える時、抜く時。
「同」第12章1~2節 青春の日々にこそお前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。「年を重ねることに喜びはない」という年齢にならないうちに。
「ヨハネによる福音書」第14章1~3節 あなた方のために場所を用意したら戻ってきて、あなた方を私のもとに迎える。こうして私のいるところにあなた方もいることになる。
「ヨハネによる福音書」第11章25~26節 私を信じる者はたとえ死んでも生きる。私を信じる者はだれも決して死ぬことはない。
「コヘレトの手紙」第3章の言葉は、私が26年前に書いた言葉である。もしかしたら、父はそれを覚えていてここに示したのかもしれない。そうだとすると、4つのことばは残った4人の家族一人一人に対して残した言葉だったのかもしれない。
まじめなクリスチャンだった父に対して、我々はふまじめな家族であった。もしかして、そのふまじめな家族に対する戒めのつもりもあったのかもしれない。それとも、自分の父親に会いたいと言った父本人が言ってほしかった言葉だったのだろうか。今となっては知るすべもない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
月島矯正歯科
http://tsukishimaortho.kir.jp/
住所:東京都中央区月島2-15-16
月島眼科2F
TEL:03-3531-2224
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇