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ボリスとドナルド

2016/06/28

メキシコ国境に万里の長城を作ってやるといったドナルド・トランプ。一方、イギリスには移民はいらないといってEU脱退を画策したボリス・ジョンソン。この2人がアメリカとイギリスの次期トップに最も近いと見られているようだ。

まさかそんなことが起こるまいと思っていたEU脱退ということを引き起こした張本人であるからには、相当なリーダーシップがあるに違いない。EUへの拠出金が週に200億円も無いものを480億円といい続けたという。嘘だと知りつついい続けるという精神力はたいしたものといわなければならない。

トニー・ブレアにしろ、バラク・オバマにしろ、ずいぶんおとなしい優等生に見える。もちろん一国のトップが劣等性の落ちこぼれではまずいが、優等生ばかりでは立ち行かない場合も少なくないのではないか。プーチンにはずいぶんやられているというイメージである。

ジョンソン前ロンドン市長のかおをみるたびに、このひとはどこかの浮浪者だろうかと思ってしまう。体に合わないスーツを着て、わざとしているのだろうかと思うようなばさばさの髪の毛。それとも、これが普通のロンドン市民の格好なのだろうか。

彼の格好を見ていてつい目に浮かぶのが、やっぱりトランプである。多い少ないのさはあっても、バサバサした髪の毛の印象が二人同じだ。そう思っていたら、やっぱり同じことを感じる人はたくさんいたらしい。

http://togetter.com/li/991842

ジョンソン前市長は、首相になりたい為に自らの主張を翻してEU脱退を扇動したのだという。その点も、過激な言葉で世間の耳目を集めるトランプと類似したものを感じる。

果たして、この両名は自らが望む位置に立ったとしたら、その髪型は変えるのだろうか。

 

 

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