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勝てば官軍―――――中央区の月島矯正歯科

2016/08/01

東京都知事選挙は、予想通り8時になったとたんに「小池百合子当選確実」が出た。おそらく2週間前からこの結果は変わらなかったのだろう。というよりも、蓮舫が参議院選挙中に都知事選不出馬を表明し、小池百合子が出馬表明をした段階で勝負はついていたのだろう。野党政治家の中で、小池百合子に対抗できるのは蓮舫だけであり、その蓮舫が出ないと言った瞬間、小池ユリ子の勝利が決まったというのが実際だろうと思う。

とはいえ小池百合子は現職の国会議員である。そういう人が出るからには、国会議員を辞めなければならない。与党が有利なのだから、だれが出ても勝てるはずである。わざわざ国会議員のポジションを投げ出していただかなくても困らないというのが自民党の立場であろう。だから、除名などの措置が考えられている。

では、自民党は小池百合子を除名にするのかということである。舛添前知事にしても、自民党を辞めた人だ。それも、本当に。一方の小池百合子は、やめてもらうことになるかもしれないという脅しをかけれているけれども、「除名等の」と含みを持たせている。逆にいえば、まだやめさせるなどの処分を受けているわけではない。

今回、小池百合子を支持した300万人ほどの都民は、新党を結成してでもがんばってくれと思っているだろう。世論におもねる現政権は、結局は世論に従うと見るのが順当なところではないか。となれば、だれかに強硬論を吐かせるにしても、最後には訓戒程度の「処分で」済ませるということになると見るのが妥当だろう。その処置を担保するというわけでもないが、安部総理は結局増田寛也の応援演説には来なかった。

いまさら女性がということもないが、東京都では初めての女性知事が誕生したわけである。世論としては、この勢いに乗って女性総理という話が盛り上がるかもしれない。そして、数年後には「女性が国のトップに立っていないのは、日本とOOだけ」なんて言われているかもしれない。

 

 

 

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