4か月ぶりに矯正セミナー

コロナのおかげで中断していたNLT矯正セミナーが再開された。

さすがに、4名の先生は地元を離れるわけにいかないということで参加できないようだ。

残念だが、来年度に再受講をしていただくということになる。

前回から1級抜歯症例を行っている。

今回は2回目の犬歯遠心移動と前歯部のレベリングということになる。

年によってどういうわけか歯の動き方に偏りがあって、動かない年は動かない。

それが今回は良く動いてくれた。

よく動けば模型実習はあっという間に終わってしまうものである。

実際の治療では数か月かかる犬歯の遠心移動がわずか5分で終わるのであれば、我々も患者さんも苦労はない。

模型であるので、動いても動かなくてもその理由を考えてもらうのが実習である。

そういう点で言えば、考える材料には乏しかったかもしれない。