妊婦がたばこを吸うと子供の歯の数が減る
2020/07/19
数十年の歴史で初めて行われたWEBでの東京矯正歯科学会にどれぐらいの人が参加したのか。
参加などと言っても、単にそのサイトを開いたか否かというだけのことだが。
その演題の中に、妊婦の喫煙に関するものが出されていた。
妊娠中に喫煙すると、子供に欠如歯が増えるというものである。
妊娠中の喫煙による胎児への影響はいろいろと言われているが、低体重児が生まれるということははっきりしているようだ。
低体重児が増えるということは成長の低下がおこるということで、様々な部位で同じことが起こる可能性はある。
今回のリサーチはその一環ということになるだろう。
我々は歯医者なので、歯に注目する。
別の分野の方は、違うところに注目するはずだ。
これからも喫煙による体への悪影響は出てくるだろう。