ナゾラビアルアングル
2020/07/30
こんにちは。
月島矯正歯科の今村です。(いい先生風のブログの書き出しは大体そうなってる。)
「ナゾラビアルアングル」という言葉を矯正科の先生は使います。・・・・・・なんて。
これは何かと言えば、鼻と上口唇との角度です。
この角度が小さければ鼻ば低く見え、出っ歯感が生じます。
逆に大きすぎれば口元の下がりすぎた老人様顔貌ということになります。
この角度を適切と考えられるものにすることが矯正治療の目標ということにもなります。
通常、抜歯を行えばこの角度は大きくなります。
上顎前歯が口蓋側に移動するからです。
逆に、非抜歯治療ではこの角度が小さくなります。
もっとも、友人の中には、鼻の前縁と口唇との角度だという人もおります。
これが顔の上で交差するか、下で交差するかで顔の良しあしが決まるといいます。
もちろん、上で交差するのを良いと考えるのであり、その時の上唇は後方に移動しているはずです。
てなことをいくら書いてもよくわからないと思うので、明日電車に乗って隣の人を見てほしい。
鼻と上口唇とのなす角度を。
そして、これが大きければ鼻が高く見えるということを。
上で交差している人の方が鼻が高くてすっきりした顔だということを。