ノーベル平和賞受賞者シュヴァイツァー博士
2020/10/09
誰か忘れたが、ノーベル平和賞を受賞したシュヴァイツァー博士についての逸話を書いていた。
同級生とけんかをして、やっつけた話だ。
負けた相手が「俺だって、毎日肉入りのスープを食べてりゃあ、おめえなんかに負けっかよ」と言ったとか。
そこにマリー・アントワネットがいれば、「それなら魚のスープを食べればいいのに」と言ったかもしれない。
同様に、日本が戦争に負けた時「そりゃ負けるよ、何しろあいつらバターをいっぱいつけたパンを食べるるからな。」
今や、シュヴァイツァー少年の時代はおろか、第2次大戦当時のアメリカに比べても日本人の食生活はいいだろう。
そのおかげで、平均寿命は30年ほど伸びている。
だが、もし今戦争になったとして、当時のアメリカ兵に勝てるとは到底思えない。
じゃあ、シュヴァイツァーがけんかした相手と同じ年の日本の子供がけんかして勝てるか。
どれだけ栄養がよくても、日本が戦争に勝つことはなかったであろう。
今や肉のスープも魚のスープも好きなだけ食べられる。
食生活がよくなれば、けんかも戦争も減るだろう。
WFPがノーベル平和賞を取ったことも、シュヴァイツァーと無関係ではないということである。