慢性歯根膜炎

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慢性歯根膜炎

2021/02/07

抜髄した件を何人かの友人に話した。

その反応として、歯根破折を起こしているのではないかという人と、慢性歯根膜炎ではないかという人がいた。

生活歯が歯根破折なんて起こすのかと思うし、もし噛んでいて歯根が折れたんだとするとその瞬間すごく痛いのではないかと思う。

そういうと、症状なしにクラックが入っていることがあるという話を聞いた。

疲労骨折のようなものかもしれない。

歯根破折を起こしたのだとすると、破折した根はぬかざるを得ず、その場合少なくともその部分の歯を分割して抜く。

場合によっては歯自体が抜歯の対象となる。

一方、慢性歯根膜炎ではないかという友人に言わせれば、咬合調整で治るものであり、抜髄の必要はなかったということになる。

仮に、慢性歯根膜炎だったとすると、抜髄する必要のない歯を抜髄したことになるが、その代わり歯自体は問題ないことになる。

確かに、慢性歯根膜炎で咬合調整で治るのなら、殺す必要のない歯を殺したことになる。

それでも私にとってみれば、まだ慢性歯根膜炎だったほうがいいわけだ。

歯根破折であるなら、今後症状が出てくるのだろう。

このまま症状が出ないでいてほしいものである。