なぜお医者さんは自らのワクチン接種を忌避するのか
2021/02/14
今日からついに医療人向けの接種がスタートした。
我々歯科医を含めた医療関係者向けである。
一方、ワクチンに対する不安というものは言われている。
子宮頸がんワクチンではないが、ネガティブキャンペーンが展開されれば接種率が上がらない可能性はある。
ある人の話によれば、その地区の歯科関係の接種希望者が8000人に対して、医師の希望者は3000人に満たなかったという。
人数的に言えば、医師は歯科医師の2倍か3倍いるにもかかわらずである。
歯医者はテレビなどでしばしばいわれるように、唾液の飛散などによる感染リスクが高いと感じている。
何しろ、ウィルスの巣窟を相手にするのである。
一方、お医者さんが口の中を見ることはあっても、唾液が飛散するほどの処置はほとんどしない。
したがって、コロナ患者が集まるような部署にいる人以外はコロナに対する危機感を感じていないのだろう。
お医者さん自らがワクチンを忌避するということは、すなわち専門家がワクチンは危ないといっていることになる。
ここにきて毎日の患者発生数は減少に転じている。
夏にかけてはさらに減るだろう。
だったら無理して打たなくてもいい、と考える人が増えてくるかもしれない。
接種率は上がるだろうか。