スエズ運河
2021/03/30
小学校の時にスエズ運河とパナマ運河というものを習った。
写真も何もなくて、名前だけ覚えたような気がする。
そのスエズ運河がいま世界で注目されている。
日本の会社が所有する船が座礁して通行を止めたからだ。
1兆円とか2兆円の損失などという数字も上る。
昨日、やっとこれが浮上して動き出したという。
その瞬間は感動的だったのではないかと感じる。
これが日本であれば、中島みゆきの歌が流れたかもしれない。
この運河が止まったことで、喜望峰を通ることと比較される。
その場合、1週間程度余計に時間がかかることになるそうだ。
相当な距離のように見えるが、たったの1週間かというちょっとした驚きもある。
時間もかかるが、燃料も余分にかかるので、できれば避けたいところだろう。
スエズ運河は1869年に開通したと出ている。
150年以上たった道具ともいえる。
150年もたてば、当初に比べればかなり劣化も進んでいるだろう。
船舶の巨大化により、運河自体も拡大をしたのではないかと思われる。
それでもこのような事故が起こった原因は砂嵐だと報道されている。
船の運航にも、いずれAIによる自動運転が必要になるものと思われる。
陸も海もAIばやりになるのではないか。