フレディー・マーキュリーは出っ歯だったから歌がうまかったのか

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フレディー・マーキュリーは出っ歯だったから歌がうまかったのか

2021/06/05

おくればせながらだが、「ボヘミアンラプソディー」を見た

フレディー・マーキュリーの話である。

この映画が出た当時、どこの方だったか忘れたが、こんなことを書いていた。

いわく、フレディー・マーキュリーは出っ歯だったからこんなに素晴らしい歌を歌えた。

確かに彼は出っ歯だったし、映画はそれを意識して出っ歯を演出していた。

出っ歯の人は、常に上口唇を動かしている。

そうしないと歯が見えてしまうからなのだろう。

俳優本人がそうかどうかはわからないが、たぶんそれは演出なのだろうと思う。

問題は、彼が矯正治療をして出っ歯を解消したらどうだったかということだ。

そのためには、上顎の小臼歯を抜歯してアーチを小さくする必要がある。

すると口蓋が狭くなるわけで、楽器で言えばコントラバスがチェロになる…ほどの違いはないが。

小さい楽器ほど高音になると考えれば、抜歯矯正を行えば高音になる、という理屈である。

残念なことに、治療に2,3年かかるので経年的な変化とのからみがよくわからない。

コロナ禍のおかげで最近はすっかり耳にしなくなったエイズである。

いまだったら、フレディーは生きていたのか。

まあ、そうなったらこの映画もなかったわけだが。