パラリンピックの「ストーリー」

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パラリンピックこそが平和の祭典だ

2021/08/27

オリンピックに続いてパラリンピックが開催されている。

残念ながら、卓球の岩渕選手は予選で敗退してしまった。

当たり前だが、パラリンピックに出場する選手は、何らかの障害を持っている。

それが、機能的なものと器質的なものとに分かれており、知的障害という選手は見ていてもわからない。

見ていてはっきりとと分かるのが手足のない選手だ。

選手紹介を聞くと、海外の選手の中には地雷で足を失ったというかたが少なからずいらっしゃる。

日本選手では、交通事故でとか、病気でという選手がほとんどだろう。

失い方に良しあしなどないが、やはり日本は平和だと感じる瞬間である。

同時に感じることが、平和で豊かな国でなければパラリンピックに選手を出せないということだ。

障碍者福祉という言葉は、ある程度以上の社会の安定と余裕がなければ成り立つまい。

たくさん選手を出している国は、それだけ平和で豊かな国ということになるだろう。

いつまでも日本がパラリンピックにたくさんの選手を送り出せるような国であってほしいものである。

そしてまた、今後のパラリンピックが今の何倍も大きく育ってほしいものでもある。

そんな世の中は、きっと今よりも多様性に富んだ豊かな世界であるに違いない。