虫の声が大きくなってきた
2021/08/29
毎日暑い。
いまだに平年比3,4度も気温が高いそうだ。
とはいえ、やはり季節は秋になりつつある。
虫の声が高まってきているような気がする。
日本人は虫の声を左脳で聞くといわれる。
左脳は言語分野をつかさどる脳だそうで、つまり虫の声も人の声も同じ言語の一種としてとらえるということになる。
一方、右脳で聞く外人はこれを単なるノイズと感じるようで、機械や自動車の騒音と同じように聞こえるという。
アメリカのどこかで、10何年に1回大発生するセミの声がうるさいというのも、同じ理屈だろう。
そのかわり、我々が感じるほど工場の騒音などは気にならないのかもしれない。
それで感じるのがバイクや自動車の騒音で、日本の車に比べて外国の車は大きな音を平気で出す。
おそらく彼らにとって、車やバイクの騒音はそれほど耳障りではないのだろう。
最近、うるさい車が増えてきたような気がする。
こういった車に乗っている人間が、自ら発している迷惑に対して何らひけめを感じていないのか疑問である。
それが、外人と日本人の感じ方の違いに起因しているのなら、こんなうるさいものに乗っている日本人は、早くその勘違いに気付いてもらいたいものである。
そして、日本人ならそんなうるさいものから降りて、少しは虫の声に耳を傾けてほしいものである。
そう思う日曜日だった。