ボーナスか
2021/12/10
国家公務員にボーナスが支払われたそうである。
68万円という。
それが多いのか少ないのかはよくわからない。
もちろん、もらう側からすれば1円でも多い方がいいに決まっている。
ボーナスとか退職金というものは、本来は給料として支払われるべきものであるという。
そうしないのは、会社が預かっておくという形で自分の使いたいところに使うためだそうだ。
「ためだ」と言っても、すでに何十年も行われていることなら、そんな意識すらないだろう。
日本の会社は長らく年功序列主義で来たし、今後もかわるまい。
それは、定年まで勤めてなんぼというところがある。
しかし、昨今では定年まで勤めず、中途で退職する人が増えてきた。
そうなると、あとから払うから預けておいてというお金は結局もらえないことになる。
それは不合理だろうということでこういう話が話題に上るのだが、改善はされない。
一部、年俸制給料という会社もあるようだが、一般的ではないうえ、おそらく年功序列は変わらない。
若い人はやはり低く抑えられているに違いないのではないかと推測する。
人材マーケットが活況を呈するのはいいことなのだろう。
ミスマッチ人材という例は五万とありそうである。
それが、紆余曲折することで次第にはまり込む人材が増えてくる可能性はある。
ただ、35歳なら、その会社の35歳の人に相当する評価しかされまい。
会社を移っても、同じ年齢で評価されるのであれば、金銭的には移るメリットは享受しにくいだろう。
まあ、人のボーナスのことで、そんな本当かウソかもわからないようなことを妄想してなにになるかな。