ロシアが核兵器を使ったらどうなるのか
2022/03/01
ウクライナ戦争は、ロシアの侵攻に遅れが出ているといわれている。
そのいらだちにより、プーチンが核兵器を準備せよと命令したという。
ヒロシマ・ナガサキの悪夢が再び現実のものになるのか。
まさか攻めることはないと思っていた戦前の予想をあっさりと覆したプーチンである。
核兵器の使用など、ありえないという予想も見事に覆しそうな気配がある。
何しろ、この人は強靭な精神を持った狂人である。
もし、本当に核兵器が使われたとするなら、世界はどのような態度を示すのだろうか。
一般的に、報復の核戦争という言われ方がされる。
だが、核攻撃がウクライナ国内であればそういうことはないだろう。
いや、アメリカ本土であってもどうか。
その意図がアメリカ侵略でないのであれば、報復攻撃ということはしないだろうと思いたい。
だが、それではやられっぱなしではないか。
核兵器による報復ではなく、通常兵器による反撃ということはあるかもしれない。
しかし、それとて第3次世界大戦の引き金にならないとは限らない。
識者の中には、核兵器を使う前にプーチン側近が身を挺してこれを止めることを期待している。
果たしてそんなことが本当にできるのか。
ヒトラーは「ヴァルキューレ」という暗殺未遂事件を経験した。
世界中で、プーチンに対する「ヴァルキューレ」をだれかやってくれないかと期待しているのではないか。
そうでなければ、限りなく第3次世界大戦が近づいてしまいそうである。