卵かけご飯の話
2022/03/02
夕方、テレビを見ていたら、卵かけご飯の話をしていた。
そろそろおなかが減ってきたころで、ついつい見てしまった。
魯山人が究極の卵かけご飯と称したというものである。
それが、単に30分ほど手の中に入れて温めるというだけのことである。
もっとも、「単に」とは言っても、割れやすい卵を30分も手の中に入れて温めるという行為は結構つらそうではある。
ただ、その「つらい」という気持ちもまた味の一部になるに違いない。
「味が濃くなる」という評価である。
30分温めることで、ほぼ人肌の温度になり、すると味蕾にとって感じやすい温度になるということである。
ジュースなどでも、温かければもっと感じられる甘みが冷たいことで砂糖を増やす必要が出る。
そろそろおなかが減ってくる時間でもある。
明日の朝食は卵かけご飯にしようか。
でも、朝の忙しいときに30分は無理だな。