花はなくともひとは生きられるが、いつかは花を咲かせたいとは思っている
2022/08/17
花を買うのは心浮き立つものである。
並べてみると、よく映える花とそれほどでもないものとがある。
はえない花は残念だが、まあないよりはましだろうと思っている。
花はなかったとしてもそれで困るということはない。
患者さんが来なくなるかと言えば、たぶん変わりはないだろう。
ではなぜ花を飾るのかと言えば、言ってみれば潤いということになろうか。
花を見て不快に思う人はほとんどいないだろう。
そして、その花を見た時に様々な思いが生まれてくるのではないか。
初めて見た花であれば、これはなんだろうという疑問。
どこかで見た花であれば、どこで見たのかとか、いつ頃見たのかとか。
そうして、ふと思う。
自分でも花をどこかに飾ろうかな、などと。
花に満ちた町は気持ちがいい。
そこでみんなの心の中に花が咲く、などと言ったら、ちょっと言いすぎかな。