匂いで気が付く花
2022/09/30
金木犀が香っている。
9月の終わりになるとどこからともなく匂ってくるものである。
一つには、花が地味で目立たないということがある。
金木犀の花というのがオレンジ色ではあるがごみのようなものである。
それより多少は大きいが、沈丁花も花としては目立たない。
立派な花が咲くのはクチナシぐらいだろう。
真っ白な花は魅惑的だ。
あまりに魅惑的なため、よく虫がつく。
あまり関係ないけど。
沈丁花は2月から4月に咲き、クチナシは6月だ。
一方の金木犀は秋口に咲く。
匂いが重ならないように神様が作ったか。
いい匂いのする花はたくさんあるが、花よりも先ににおいがするというのはこの3つぐらいだろう。
この次は沈丁花だな。