行列の魅力
2022/12/30
年末恒例になったというか、もともと恒例だったのか、肉の高砂に行列ができている。
その数は優に100人は超えている。
知らない人が見たら、何事かと思う。
昼前から、ちっとも人が減る気配がない。
こうなると、なんだかたいそうなところであるように感じてくるものだ。
行列があると、つい並びたくなるというのは、なんだか人の性であるかもしれない。
並んで待つという努力をすれば、何かいいことがあるのではないかという期待がある。
そういう期待を持たせるところに、行列の魅力があるのだろう。
あるいは、そんなものは日本人だけか。
お店を繁盛させるために、1か月くらいアルバイトを雇って並ばせるという話がある。
ラーメン屋なんかは、それで結構話題になって注目されるという。
おいしいかどうかより、話題になるかどうかの方が大切なのだ。
暗くなって、やっと高砂の行列は減ってきた。
ちょっと日が伸びたかな。