サンマが取れなきゃイワシを食べればいいじゃないか
2023/01/17
サンマがとれないという。
現在お店に出ているものは冷凍品などが多い。
銚子港では、資料のある限りでは初めて水揚げ量がゼロになったという。
昔の中学校の入学試験に、銚子港での水揚げがもっとも多い魚はなんでしょうという問題があったものだ。
昨年のサンマの水揚げ量は2万7千トンと出ている。
これは、イワシの水揚げ量21万トンの10分の1である。
この数字を見る限りで言えば、サンマよりイワシを食うべきといえるだろう。
もっとも、21万トンを単純に1億人で割ると、2キロになる。
仮に1匹が100グラムなら、20匹。
毎日1匹食べたとすれば、1か月もたない計算である。
戦前は山のように取れたニシンも今では見る影もない。
それがスルメイカやサンマになり、いずれイワシも同じ運命か。
乱獲、中国・北朝鮮、海流、気候温暖化などいろいろ言われる。
たぶん、そのすべてが原因なのだろう。
どこかで採れなくなったのなら、別のところで採れてもいい。
そういう話がないのなら、やはり資源が枯渇しているということになろうか。
なんだか、地球がどんどんやせ細っていくような気がするのだがどうなのだろう。