節分天井
2024/02/03
今年も今日は節分だそうだ。
最近はあまり豆まきの声を聴かなくなったが、各家庭でこっそりやっているのかもしれない。
むしろ、最近の節分といえばもっぱら恵方巻で、昨日も娘から恵方巻が食べたいといわれた。
やはり、1袋100円か200円の豆より、500円とか600円の恵方巻の方がもうかる。
しかも、家族4人で食べればその4倍である。
経済効果は圧倒的に大きい。
1人でも10人でも豆1袋とは大ちがいである。
節分は春と冬を分ける日ということだが、節分天井という言葉がある。
上がってきた相場が天井をつけて、下落に転じる日ということである。
時あたかも、バブル後の最高値を更新中である。
今年中にバブルを超えるのではないかという期待は高い。
逆の見方をすれば、相場はずいぶんと高いところまで来ているということでもある。
上がれば下がるのは道理で、2月に入って節分が来たことで、いったんは下がる可能性もある。
とはいえ、バブル崩壊から35年。
あの世界恐慌の時でさえ20年後にはこれを超えた。
そのきっかけは戦争であった。
今回もまた戦争が起こっている。
アメリカ株は1970年代の700ドルから今や50倍である。
日本株が同じ経緯をとるなら、7000円の50倍の35万という計算である。
ここからさらに10倍という株価を見てみたいものである。