あさっての土曜日はハロウィーンだそうだ。この何年かは、町中がハロウィーンであるかのようだ。かぼちゃのお面があちこちで飾られ、仮装をした人達が繁華街を闊歩するのが当たり前のようになって来た。

ハロウィーンの経済効果は1200億円という試算がある。これはバレンタインに匹敵するものだそうだ。つまり、いまやハロウィーンはクリスマスに次ぐ規模のイベントになったということだ。そういえば、何年か前にハロウィーン用の被り物をアマゾンで買ったという患者さんがいた。魔女の被り物だった。

ハロウィーンは子供のお祭りだ。子供が、Trick or Treat といいながら各家を回るもので、行った先でお菓子や飲み物をもらう。クリスマスの時には賛美歌を歌いながら各家を回るという風習があるが、それも同じことなのだろう。

ところで、海外のハロウィーンの映像が出ると、たいていの場合矯正装置をつけた子供が映っている。ちょうどそれぐらいの年頃のこどもがハロウィーンに興じるということだ。更に、いつも感じるのだが、海外の子供がつけている装置は日本の装置に比べて、わざわざ治療していることを強調しているかのように目立つブラケットをつけているように見える。それとも、これもハロウィーンの仮装なのだろうか。

どうせハロウィーンで仮装するなら、ついでに矯正装置をつけてみたらどうだろう。でも、あさってには間に合わないかな。

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