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稀勢の里は豊山か―――――中央区の月島矯正歯科

2016/05/21

大相撲ファンである私は、今場所の稀勢の里にはおおいな期待をしている。10年目でやっと日本人が優勝したというなさけない状態で、次に日本人の横綱が出るとすればこの人といわれているからだ。

その稀勢の里が白鵬との全勝対決で負けた。どう見ても自分有利の体勢になっていたにもかかわらず、最後は土俵上に転ばされた。実力の差が現れた一番だったと感じる。かつて、三重の海がもろ差しになってさえ北の湖に勝てなかった相撲にも似ている。

取り組み後に白鵬は「大関になるのは強い人。横綱になるのは宿命のある人」と述べた。この言葉はたとえば大鵬のような人が以前に述べた言葉なのではないかとさえ思えるようなそれこそ「かっこいい」言葉である。

柏鵬時代と呼ばれた頃、大関に豊山というのがいた。古い相撲ファンなら、あの頃の相撲界が一番強かったというだろう。北の湖が出てきた頃、柏鵬時代なら関脇ぐらいだったのではないかという言葉を良く聞いた。違う時代なら、豊山は間違いなく横綱になっていただろうと考えている人は多かった。だが、大鵬の前についに横綱になることはかなわなかった。

稀勢の里も、現在の日本人力士の中では最強だろう。だが、目の前に立ちふさがる白鵬の壁を破ることができない。ついには豊山で終わってしまうのか。

今場所、このまま行けば14勝1敗で優勝決定戦ということも無いではない。そこで負けても準優勝である。北尾のように優勝しないでも横綱になった人がいたことを考えれば、14勝1敗で来場所の横綱が無いとは言い切れない。とはいえ、一度も優勝せずに横綱になってほしいとは誰も思っていないはずだ。

何度も優勝争いのトップを走りながら一度も優勝することができなかった「未完の大器」豊山。昨日の相撲で勝てなかった稀勢の里は、豊山なのであろうか。

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