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重陽の節句といえば―――――中央区の月島矯正歯科

2016/09/09

9月9日は重陽の節句といわれる。あまり日本人になじみはないが、中国ではそれなりに祭られるものであるのかもしれない。

今日は33度くらいの気温はあるようだけれども、重陽の節句は菊の節句とも言われる。旧暦を使うからなのだろう。菊と言えば11月ぐらいに咲くというイメージである。

われわれが重陽の節句と聞いてその名を心にとどめているのは、やはり小泉八雲の「菊花の契」のおかげであろう。重陽の節句までに戻るといい置いて出て行った男が、捕らえられてその約束がかなわず、牢の中で自害して果て霊魂となって戻ってくるという話である。

これが恋愛小説だと知ったのはつい最近になってだったが、サムライの魂とはこんなに気高いものだという話だと思ったら、なんだかガクッときた。江戸時代には当たり前のことだったのかもしれないが、自分の周りではそういうことを知らない。

菊花にしても、重陽にしてもよく考えてみればそういうことである。古典といわれるものも、たまには読んでおかないといけないのかな。

 

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月島矯正歯科
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