靴が壊れた

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靴が壊れた

2021/04/15

ほかの人は、どうなったら靴を捨てるのだろう。

もう20年以上前に買った靴の底がはがれて落ちた。

なんかパカパカするなと思っていたのだ。

靴は底の部分にゴムや皮が張り付けてある、ようだ。

私の靴は安いので、当然ゴムであるが、これが接着剤で張り付けてある。

だんだんすり減るということと、接着剤の劣化とではがれたのだろう。

過去の経験からすれば靴は底がだめになる場合と、側面がだめになる場合とがあるように思う。

今回は底がやられた格好である。

イギリス人は同じ靴の底を張り替え張替えして履くのだと聞いたことがある。

その感覚からすれば、イタリアの靴はおもちゃのようですぐに壊れるということになるそうだ。

日本の靴もどちらかと言えばイタリアに近い。

イギリス人のように底を張り替えたという話を聞いたことがないからだ。

そういえば最近、貴乃花の息子という靴職人がテレビの話題に上ることがある。

こういう人が作った靴であれば、何度も底を張り替えて履くことになるのだろう。

それほど靴に愛着はなくとも30年近く履いてきたことからすれば、十分靴に対しては礼を尽くしたといえるだろう。