百代の
2021/10/04
岸田文雄総理が誕生した。
初代の伊藤博文から数えて100代になるという。
初代、伊藤博文内閣が発足したのは1885年12月22日となっている。
135年で100代ということだ。
戦後すぐに発足した東久邇宮内閣が43代となっているから、そこから58代目ということか。
実は今年は明治維新から終戦までと同じだけの年月がたったのだという。
日本の議院内閣制に進歩があったのかどうかはわからないが、135年は大きな歴史である。
戦後76年という年は、男性の寿命ぐらいである。
薩長政府が滅んだように、アメリカ傀儡政権がそろそろ滅びる時期であるといわれると、考えざるを得ない。
とりあえず百代である。
芭蕉は奥の細道で、はくたいのかかく、と書いた。
1代が20年としても2000年の計算である。
300年前の人は、まさか100代がこんなに短いとは思わなかっただろうな。